仙台市立川前小学校 ブログ

和食の要、フジッコさんによる「だし」の出前授業が行われました。普段、何気なく食べている「だし」について、その奥深い世界を楽しく、そして五感を使って学ぶことができました。 授業のハイライトの一つは、日本の食文化に欠かせない「だし」、そして「うま味」に迫る時間でした。実際に昆布だし、かつおだし、しいたけだし、そして昆布とかつおの合わせだしを飲み比べる体験がありました。この飲み比べを通して、それぞれのだしの味の違いに加え、「うま味の相乗効果」により、合わせだしが格段においしくなることを実感できたようです。 昆布や鰹節で簡単に出汁が取れることを、お子さんと一緒に試してみるのはいかがでしょうか。「このお料理には、どんな“うま味”が入っているかな？」と問いかけてみるのも、食への興味を深める良いきっかけになりますので、今日の食卓の話題にしてみてください。

先日、5年生が春から大切に育ててきた稲の稲刈りを行いました。こどもたちは初めて使う鎌に戸惑いながらも、協力し合って全ての稲を刈り終えることができました。自分たちが一生懸命世話をした稲穂が実り、重みを感じる瞬間は格別だったようです。 そして本日、今回の稲刈り体験をさらに深めるため、地域のベテラン農家の方々を講師にお招きし、昔の脱穀（だっこく）の道具を実際に使わせてもらう学習を行いました。 今回、稲刈り後の作業である「脱穀」に使われていた、千歯扱き（せんばこき）やこきはし（扱箸）など、今ではなかなか見ることのできない貴重な道具を触らせていただきました。 講師の方のデモンストレーションの後、こどもたちは興味津々でこれらの道具に挑戦！ 力の入れ具合やコツが難しく、悪戦苦闘していましたが、一つ一つの作業に込められた昔の人々の知恵と、手間暇かけてお米を作ることの大変さを肌で感じていました。 「稲刈りも大変だったけど、こんなに時間をかけてお米にしていたんだ」という声があがり、お茶碗一杯のご飯の裏側にある努力と歴史に想いを馳せているようでした。 今回の体験は、単なる社会科の学習ではなく、自分たちが食べる「食」に対する感謝の気持ちを育む貴重な機会となりました。ご協力いただいた地域の皆様に、心より感謝申し上げます。 この後、こどもたちは今回脱穀したお米を実際に給食で食べる予定です。収穫の喜びを噛みしめる瞬間が待ち遠しいですね。

陸上記録会で６年生に存分にがんばってもらおうと、体育館に全校児童が集まり、5年生を中心に6年生へ、大きな声で熱いエールを送りました。 応援に応えるように、6年生からは記録会に向けての決意が述べられました。代表の児童は、「これまでの練習の成果を出し切り、自己ベストを目指して頑張ります。応援してくれるみんなのためにも、最後まで諦めずに挑戦していきます」と力強く宣言しました。6年生の真剣な眼差しと頼もしい言葉に、下級生も真剣に耳を傾けていました。 来週の陸上記録会では、6年生がこれまでの練習の成果を存分に発揮してくれることを期待しています。保護者の皆様、どうぞ温かいご声援をよろしくお願いいたします。

昨日は、陸上記録会に出場する6年生と種目ごとの指導担当の先生との顔合わせ会が行われました。 ６年生は、担当の先生に目標や意気込みを伝えました。 「自己ベストを更新したい」「〇〇秒を切るぞ！」など、真剣な表情で語るこどもたち。自分の目標を堂々と発表する姿はとても頼もしく、陸上記録会にかける強い思いが伝わってきました。 私たち教員も、こどもたちのやる気に負けないよう、全力でサポートしていきます。記録会当日に向けて、目標に向かってひたむきに努力する6年生を、ぜひ温かく見守ってください。

秋風が心地よい季節となりました。 さて、今日はこどもたちの自主性を感じる、とても頼もしい一幕をご紹介します。 今月末に控えた仙台市青葉区陸上記録会で、６年生が全力を出し切れるように、５年生が中心となって壮行会の準備を進めています。 これまで５年生は、休み時間や放課後の時間を使って応援の振り付けやセリフを考えてきました。 今朝は、その応援を各教室へ練習を教えに行っていました。 最初は少し緊張した面持ちでしたが、分かりやすく手本を見せたり、大きな声で励ましたりしながら、下級生をリードするたくましい姿を見ることができました。